ピックアップ
ダース・ベイダーwithリムーバブルヘルメットです。
今回ピックアップしたいのはダース・ベイダーwithリムーバブルヘルメットです。
時は1998年。
翌年に長年ファンが首を長くして待ちに待ったスターウォーズの新作、つまりファントムメナスの公開を控え、ファンたちの抑圧されていたスターウォーズ熱が沸々と、いや、グツグツと音を立てて再び熱を発し始めた頃にこのフィギュアは発売されました。
当時のハズブロのスターウォーズフィギュアの主流はTHE POWER OF THE FORCE(以下POTF)と言うシリーズで、このフリーズ・フレーム(以下FF)もその範疇、或いは、その延長上のシリーズと言う位置付けのシリーズです。
映画の1シーンのフィルムカード(って言うのかな?)をフィギュアの付録にしていたのがシリーズの特徴です。
この頃を前後して、ハズブロのフィギュアの造形はドラスティックに変化する事になります。
オレンジカードの頃の主流だったマッチョな造形のフィギュアから、現在の造形のコンセプトに近いリアルな造形のフィギュアへと舵を切り直したた頃でもありました。
とは言え、一気にコンセプトを変更するのも不可能だったらしく、マッチョ路線とリアル路線が微妙に混在していたのも否めないところで、例えば、ボスク(FFではなくPOTF)の様に今日(こんにち)の目で見ても見劣りしない程の傑作フィギュアをリリースする傍らで、このヴェイダー卿の様に従来のマッチョ路線を踏襲したフィギュアも発売されていた訳です。
ハズブロのスターウォーズフィギュアの混沌の時代とでも言うのですかね?
って、ハズブロのスターウォーズフィギュアは常に混沌だな…。
今回ピックアップしたいのはダース・ベイダーwithリムーバブルヘルメットです。
時は1998年。
翌年に長年ファンが首を長くして待ちに待ったスターウォーズの新作、つまりファントムメナスの公開を控え、ファンたちの抑圧されていたスターウォーズ熱が沸々と、いや、グツグツと音を立てて再び熱を発し始めた頃にこのフィギュアは発売されました。
当時のハズブロのスターウォーズフィギュアの主流はTHE POWER OF THE FORCE(以下POTF)と言うシリーズで、このフリーズ・フレーム(以下FF)もその範疇、或いは、その延長上のシリーズと言う位置付けのシリーズです。
映画の1シーンのフィルムカード(って言うのかな?)をフィギュアの付録にしていたのがシリーズの特徴です。
この頃を前後して、ハズブロのフィギュアの造形はドラスティックに変化する事になります。
オレンジカードの頃の主流だったマッチョな造形のフィギュアから、現在の造形のコンセプトに近いリアルな造形のフィギュアへと舵を切り直したた頃でもありました。
とは言え、一気にコンセプトを変更するのも不可能だったらしく、マッチョ路線とリアル路線が微妙に混在していたのも否めないところで、例えば、ボスク(FFではなくPOTF)の様に今日(こんにち)の目で見ても見劣りしない程の傑作フィギュアをリリースする傍らで、このヴェイダー卿の様に従来のマッチョ路線を踏襲したフィギュアも発売されていた訳です。
ハズブロのスターウォーズフィギュアの混沌の時代とでも言うのですかね?
って、ハズブロのスターウォーズフィギュアは常に混沌だな…。
横
なんとも太ましいスタイル。
そしてスゲー胸板!!
きっとスーツアクターはボディビルダーかなんかでしょう。(笑)
このヴェイダー卿、きっと殴り合いも強いぞ!
後
マントを覆ってるので後ろ姿はそんなに違和感が無いですね。
昨今のヴェイダー卿のフィギュアはマントが布製のモノが多いので、軟質樹脂のマントは今日の目で見ると新鮮に感じてしまいます。
どうでもイイ事なのですが、個人的心情としては「ベイダー」ではなく「ヴェイダー」と表記したかったりします。
ただ、商品名がダース・ベイダーwithリムーバブルヘルメットとなっているので、所々どうしても「ベイダー」と書かざるを得ないのが、もどかしいところでもあります。
自分で言うのもナンだけど、ホント、スターウォーズファンってメンドクセー!(笑)
アップ
先述の通り、体形こそ、それまでのマッチョ路線ではあるのですが、質感は結構イイ感じだと思います。
アーマー部とレザー部の艶を使い分けて質感を出しているのがわかります。
ただ、ゲート痕が目立つなぁ。
オプション
上述したフィルムカード、つまりフリーズフレームと、あとはライトセイバーが付きます。
ライトセイバーの光刃の部分の色が褪せてしまってますね。
あと、ライトセイバーのグリップが色分けされていません。
パッケージ
僕はフィギュアは直ぐに開封してしまう、所謂「開封派」です。
故に、スターウォーズフィギュアも買ってきたら容赦なくブリスターをバリバリと剥がしてフィギュアを取り出してしまいます。
又、カード類も基本的には捨ててしまうので、持っているフィギュアの大半は、購入してきた状態を拝む事は出来ません。
ただ、思い入れの強いフィギュアに関してのみ、所謂「保存用」として重複して持ってたりします。
このダース・ベイダーwithリムーバブルヘルメットも、かなり思い入れの強いフィギュアなので、保存用の未開封状態のフィギュアも持ってる訳です。
フラッシュバックフォトのヴェイダー卿と
実はその後のフラッシュバックフォトシリーズのヴェイダー卿もマッチョでした。(笑)
この頃、ほとんどのキャラがリアル路線になっていたのですけど、何故かヴェイダー卿はしつこくマッチョだったんですねぇ。
僕の記憶が正しければ、フラッシュバックフォトの更に次のシリーズであるコムテックシリーズで、初めてリアル造形のヴェイダー卿がリリースされたと思います。
やっぱ、アレかな?
主役級は引っ張っるのかな?
お蔭様でコムテックのヴェイダー卿を手にした時の感動ったら、そりゃもう、もの凄かったですけどね。
アクション
あの頃はフルポーザブルなんて仕様は無く、首、肩、大腿部が動かせる程度でした。
このフィギュアはそれに加えて右肘と右手首が軸可動するので、従来品よりは可動か所が多く設けられています。
でも、ま、精々この程度のポーズしかとらせられないですけどね。
アナキンの素顔
このフィギュアが従来のヴェイダー卿とは一線を画しているところがこれです。
ヘルメットを脱ぎ、アナキンの顔を拝むことができます。
現在発売されているハズブロのスターウォーズフィギュアのヴェイダー卿の多くはヘルメットを脱ぐ事が出来ますが、ヘルメット着脱ギミックを搭載したヴェイダー卿のフィギュアの第一号が、このダース・ベイダーwithリムーバブルヘルメットだった訳です。
当時のフィギュアの仕様から考えれば、それはそれは衝撃的で画期的なギミックだったのです。
翌年の公開を控えていると言う事と相まって、この画期的なフィギュアは大人気アイテムとなった訳です。
アナキンアップ
目ががクリクリっとして、なんだか可愛い顔です。(笑)
注目すべき点としては、このフィギュアには眉毛があると言う事です。
近年のソフトは改変によってアナキンの眉毛が消されているのですが、当時の最新版、つまりジェダイの帰還特別編では、まだ眉毛があったので、このフィギュアも、それに準じて作られています。
アナキン後頭部
結構細かく作られてます。
後頭部の傷が生々しいですね。
近年のフィギュアとの比較
当ブログでも紹介しているのですが、個人的に思うヴェイダー卿のフィギュアでのベストは現時点ではレガシー版だと思います。
ヘルメット着脱ギミックも更に変化して、ヘルメット→マスクの順に脱がす事が出来るのは衝撃だったなぁ。
と言う訳で両者を並べてみましょう。
如何にハズブロのスターウォーズフィギュアが進化したのかを再認識できます。
等身も良くなっていて、しかもフルポーザブル。
ホントに、たった数年で凄まじい程にクオリティが向上したんですねぇ。
僕がスターウォーズフィギュアを集め始めたのが1999年、つまりファントムメナスが公開された年からなので、このフィギュアは既に発売してから1年が経過していました。
16年ぶりの新作公開の熱と相まって、当時、ハズブロのスターウォーズフィギュアの人気も凄まじいものがあって、価格も高騰する傾向にありました。
たった一年しか経過していないこのフィギュアが、高い時には1万円近くで売られていたのですから、如何に人気が高くて品薄だったのかがわかると思います。
近年のスターウォーズフィギュアはすっかり人気も落ち着いて…と言うか、下火になって、多くのフィギュアが安値で入手出来ると言う状況からは考えられないですよね。
で、僕も当然、このフィギュアが欲しくてねぇ。
でも、どこの店も高くて、安めの価格でも8000円位だったので、中々手が出なかったのですよねぇ。
めげずにしつこくネットを徘徊してたら、なんと、3900円で売ってる個人のホームページがあるではないですか!
で、早速そのホームページに連絡して、売ってもらう運びになった訳ですが、これがね、中々印象に深いやり取りがありましてね。(笑)
先述の通り、時はスターウォーズフィギュアバブルで、人気のあるフィギュアは非常に入手し難い状況が続いていました。
そのせいもあってか、連絡したホームページのオーナーさんが、所謂「殿様商売」的な態度をとる人で、なんだろう、希少品を売ってるって言う意識のせいかいなのかな?
凄く高飛車なメールを貰った記憶があります。
「安値で売ってやってる」的なね。
実際、相場の売値からすると随分安かったのは事実でしたし、何しろ、このフィギュアが欲しかった僕は、心の中で拳を握りながらも、極力下手に出ながらやり取りをしていたのを覚えてます。
だってね、相手の機嫌を損ねたら、売ってもらえなくなっちゃうからね。
そんな訳で、当時、新参者だった僕は、図らずも、スターウォーズフィフュア道の洗礼を受けたって訳です。(笑)
と言う事で、ダース・ベイダーwithリムーバブルヘルメットは、色々と思い出深いスターウォーズフィギュアだったりします。
因みに、2個目、つまり保存用のフィギュアを入手したのは、更にそれから2年後ですが、再販されたと言う事もあってか、価格も落ち着いて、確か1800円で入手したと思います。
「待てば良かったじゃん」なんて言う事なかれ。
フィギュアは欲しいと思った時が買い時なんですよ!!
なんとも太ましいスタイル。
そしてスゲー胸板!!
きっとスーツアクターはボディビルダーかなんかでしょう。(笑)
このヴェイダー卿、きっと殴り合いも強いぞ!
後
マントを覆ってるので後ろ姿はそんなに違和感が無いですね。
昨今のヴェイダー卿のフィギュアはマントが布製のモノが多いので、軟質樹脂のマントは今日の目で見ると新鮮に感じてしまいます。
どうでもイイ事なのですが、個人的心情としては「ベイダー」ではなく「ヴェイダー」と表記したかったりします。
ただ、商品名がダース・ベイダーwithリムーバブルヘルメットとなっているので、所々どうしても「ベイダー」と書かざるを得ないのが、もどかしいところでもあります。
自分で言うのもナンだけど、ホント、スターウォーズファンってメンドクセー!(笑)
アップ
先述の通り、体形こそ、それまでのマッチョ路線ではあるのですが、質感は結構イイ感じだと思います。
アーマー部とレザー部の艶を使い分けて質感を出しているのがわかります。
ただ、ゲート痕が目立つなぁ。
オプション
上述したフィルムカード、つまりフリーズフレームと、あとはライトセイバーが付きます。
ライトセイバーの光刃の部分の色が褪せてしまってますね。
あと、ライトセイバーのグリップが色分けされていません。
パッケージ
僕はフィギュアは直ぐに開封してしまう、所謂「開封派」です。
故に、スターウォーズフィギュアも買ってきたら容赦なくブリスターをバリバリと剥がしてフィギュアを取り出してしまいます。
又、カード類も基本的には捨ててしまうので、持っているフィギュアの大半は、購入してきた状態を拝む事は出来ません。
ただ、思い入れの強いフィギュアに関してのみ、所謂「保存用」として重複して持ってたりします。
このダース・ベイダーwithリムーバブルヘルメットも、かなり思い入れの強いフィギュアなので、保存用の未開封状態のフィギュアも持ってる訳です。
フラッシュバックフォトのヴェイダー卿と
実はその後のフラッシュバックフォトシリーズのヴェイダー卿もマッチョでした。(笑)
この頃、ほとんどのキャラがリアル路線になっていたのですけど、何故かヴェイダー卿はしつこくマッチョだったんですねぇ。
僕の記憶が正しければ、フラッシュバックフォトの更に次のシリーズであるコムテックシリーズで、初めてリアル造形のヴェイダー卿がリリースされたと思います。
やっぱ、アレかな?
主役級は引っ張っるのかな?
お蔭様でコムテックのヴェイダー卿を手にした時の感動ったら、そりゃもう、もの凄かったですけどね。
アクション
あの頃はフルポーザブルなんて仕様は無く、首、肩、大腿部が動かせる程度でした。
このフィギュアはそれに加えて右肘と右手首が軸可動するので、従来品よりは可動か所が多く設けられています。
でも、ま、精々この程度のポーズしかとらせられないですけどね。
アナキンの素顔
このフィギュアが従来のヴェイダー卿とは一線を画しているところがこれです。
ヘルメットを脱ぎ、アナキンの顔を拝むことができます。
現在発売されているハズブロのスターウォーズフィギュアのヴェイダー卿の多くはヘルメットを脱ぐ事が出来ますが、ヘルメット着脱ギミックを搭載したヴェイダー卿のフィギュアの第一号が、このダース・ベイダーwithリムーバブルヘルメットだった訳です。
当時のフィギュアの仕様から考えれば、それはそれは衝撃的で画期的なギミックだったのです。
翌年の公開を控えていると言う事と相まって、この画期的なフィギュアは大人気アイテムとなった訳です。
アナキンアップ
目ががクリクリっとして、なんだか可愛い顔です。(笑)
注目すべき点としては、このフィギュアには眉毛があると言う事です。
近年のソフトは改変によってアナキンの眉毛が消されているのですが、当時の最新版、つまりジェダイの帰還特別編では、まだ眉毛があったので、このフィギュアも、それに準じて作られています。
アナキン後頭部
結構細かく作られてます。
後頭部の傷が生々しいですね。
近年のフィギュアとの比較
当ブログでも紹介しているのですが、個人的に思うヴェイダー卿のフィギュアでのベストは現時点ではレガシー版だと思います。
ヘルメット着脱ギミックも更に変化して、ヘルメット→マスクの順に脱がす事が出来るのは衝撃だったなぁ。
と言う訳で両者を並べてみましょう。
如何にハズブロのスターウォーズフィギュアが進化したのかを再認識できます。
等身も良くなっていて、しかもフルポーザブル。
ホントに、たった数年で凄まじい程にクオリティが向上したんですねぇ。
僕がスターウォーズフィギュアを集め始めたのが1999年、つまりファントムメナスが公開された年からなので、このフィギュアは既に発売してから1年が経過していました。
16年ぶりの新作公開の熱と相まって、当時、ハズブロのスターウォーズフィギュアの人気も凄まじいものがあって、価格も高騰する傾向にありました。
たった一年しか経過していないこのフィギュアが、高い時には1万円近くで売られていたのですから、如何に人気が高くて品薄だったのかがわかると思います。
近年のスターウォーズフィギュアはすっかり人気も落ち着いて…と言うか、下火になって、多くのフィギュアが安値で入手出来ると言う状況からは考えられないですよね。
で、僕も当然、このフィギュアが欲しくてねぇ。
でも、どこの店も高くて、安めの価格でも8000円位だったので、中々手が出なかったのですよねぇ。
めげずにしつこくネットを徘徊してたら、なんと、3900円で売ってる個人のホームページがあるではないですか!
で、早速そのホームページに連絡して、売ってもらう運びになった訳ですが、これがね、中々印象に深いやり取りがありましてね。(笑)
先述の通り、時はスターウォーズフィギュアバブルで、人気のあるフィギュアは非常に入手し難い状況が続いていました。
そのせいもあってか、連絡したホームページのオーナーさんが、所謂「殿様商売」的な態度をとる人で、なんだろう、希少品を売ってるって言う意識のせいかいなのかな?
凄く高飛車なメールを貰った記憶があります。
「安値で売ってやってる」的なね。
実際、相場の売値からすると随分安かったのは事実でしたし、何しろ、このフィギュアが欲しかった僕は、心の中で拳を握りながらも、極力下手に出ながらやり取りをしていたのを覚えてます。
だってね、相手の機嫌を損ねたら、売ってもらえなくなっちゃうからね。
そんな訳で、当時、新参者だった僕は、図らずも、スターウォーズフィフュア道の洗礼を受けたって訳です。(笑)
と言う事で、ダース・ベイダーwithリムーバブルヘルメットは、色々と思い出深いスターウォーズフィギュアだったりします。
因みに、2個目、つまり保存用のフィギュアを入手したのは、更にそれから2年後ですが、再販されたと言う事もあってか、価格も落ち着いて、確か1800円で入手したと思います。
「待てば良かったじゃん」なんて言う事なかれ。
フィギュアは欲しいと思った時が買い時なんですよ!!
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